盗み見教案 きいろいぴよ 第23課 ~授業教案を自分で作るのが嫌な人のための日本語教師の教案~(日本語の教え方)【紹介】

2021年1月3日日曜日

01盗み見教案きいろいぴよ第01課~第25課【紹介】

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盗み見教案 きいろいぴよ 第23課(教案10枚・縦向き)
~授業教案を自分で作るのが嫌な人のための日本語教師の教案~ (日本語の教え方)
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きいろいぴよ 表紙 23



第23課


・(導入1) (N・名詞)の+とき~
 導入&練習


・(導入2) い形 + とき~
 導入&練習 及び 板書


・(導入3) な形 + とき~
 導入&練習 及び 板書


・(導入4) V(動詞) + とき (現在肯定)
 導入&練習 及び 板書


・(導入5) V(動詞) + とき (現在否定)
 導入&練習


・(導入6) Vた形 + とき
 導入&練習 及び 板書


・(導入7)「V辞書形 + とき」と「Vた形 +とき」 の違い
 導入 及び 板書


・(導入8) 「なにをしますか」「どうしますか」の違い
 導入&練習 及び 板書


・(導入9)V(動詞・辞書形) + まえに、V(動詞)
 導入 及び 板書


・(導入10)Nの + まえに、V(動詞)
 導入 及び 板書


・(導入11)期間 + まえに、V(動詞)
 導入 及び 板書


※本教案は直接法による文法積み上げ型授業の教案(語彙コントロール対応済み)です。


 はじめに

 このシリーズ「盗み見教案 きいろいぴよ」は、新米日本語教師が初級レベルのクラスを受け持つにあたり行わなければならない教案作成の時間を大幅に短縮することを目的に作られた、日本語教師の教案本シリーズである。

 書店に「教案」を買いに行ったものの気づけば「教案の作り方」を購入し、結局教案は自分でつくることになってしまう現実に違和感を覚えた著者が日本語教育業界に一石を投じるため「教案」そのものを提供している。

 教案作成には相当の労力が必要であり、教案作成のため世に数多ある文法解説書やアクティビティ集を手にとってみても、そこに書かれている内容をクラスで上手く活かせないと悩む日本語教師は多いだろう。 

 かく言う私もかつてはそうであった。何ページにも渡って詳しく書かれた、日本人の私にとっても一度では理解し難い文法解説を前に、「それで、この内容を語彙コントロールを強いられた私がどうやって数分で生徒たちに説明するの??」という壁に何度もぶちあたっては砕け散った。2時間のクラスを行うのに5時間の準備で済めば上出来だった。そしてその5時間は毎回産みの苦しみを強いられた。

 私が提供するシリーズは並みの日本語教師がなんだかんだで授業を成立させることを主な目的として作成された教案群である。

 最初にはっきり言っておくが、このシリーズは「完璧な授業」を目指したものではない。あくまでも「なんだかんだで授業を成立させる」が目的の教案群である。故にベテラン日本語教師からすればつっこみどころ満載の文法説明であったり、ここはもっとアクティビティを入れれば楽しい授業ができるのでは??と思うような箇所が多々出てくるかと思うが、そう思ったのであれば読者自身が随時各々の状況に合わせその部分を修正しオリジナルの教案を作成していただきたい。

 基本的に公開するからといって教案の主要部分を変更したわけではないので、場合によっては「えっ、ここさすがにこれじゃ~生徒に伝わらないんじゃない??」という項目等もあるかとは思うがご容赦願いたい。既に世に出ている教案本的なものの中にもそういうものがたくさん含まれているのはご承知のとおりである。ついでに言えば私はこの教案で少なくても1度はクラスを乗り切っているのでご勘弁願いたい。授業は度胸と勇気である。

 出版にあたり著作権云々に対応するため制限された表現を使ったり、教材を提供できていなかったりしているが、本シリーズの目的が「教案の公開」であり、「授業準備のフルサポート」ではないことをご理解いただき、ご自身の地域に合った表現への置き換え、準備室にある物の使用、自作等の手段で対応していただきたい。

 尚、「盗み見教案 くろいぱんだ」の著者「くろいぱんだ」さんと「盗み見教案 きいろいぴよ」の著者=私はかつて同じ日本語学校で教えた同僚であり、「盗み見教案 きいろいぴよ」の教案の中に「盗み見教案 くろいぱんだ」の教案と類似したものが多分に含まれる場合があることをご了承いただきたい。

 また、その場合「盗み見教案 きいろいぴよ」の著者=私 が「盗み見教案 くろいぱんだ」の著者「くろいぱんだ」さんの好意により、「くろいぱんだ」さんの教案を元にして教案を作成したのであり、その逆はないこともここに申し添えておきたい。

 いろいろな人の教案を見てそれらを土台に自分にあった教案を作っていただければと思う。

 最後になったが、このシリーズを完成させるにあたり多大なる協力を惜しまず提供してくださったくろいぱんださんに心から御礼申し上げたい。

                                              2016年 9月  きいろいぴよ



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はじめまして きいろいぴよです。 2019年9月より中国の常州という地方都市の大学で日本語教師をしています。 今まで働いてきた国は タイ(青年海外協力隊・日本語教育・ムクダハーン県)・マレーシア(日本語学校・クアラルンプール)・キリバス(青年海外協力隊・職業訓練校・タラワ)・フィリピン(日本企業・技能実習生への日本語教育のマネジメント・カランバ)・中国(現地採用・大学勤務・常州)です。こちらのブログでは主に 中国の地方都市での暮らしと大学での日本語教育について情報発信していこうと思っております。これから中国の地方都市で働く予定の方や今現在中国で働いている方へ有意義な情報を発信していけたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 2021.6.13 きいろいぴよ

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