中国駐在員必見!!中国でSIMフリースマホを買うときに重視すべきスペック3点

2021年7月25日日曜日

03中国での生活

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reakme V13(スマホの型番)


2021年07月現在、中国の大学で日本語教師をしているきいろいぴよ🐣です。

突然ですが読者様は中国駐在員の方ではありませんか??
もしくは最近中国の企業に現地採用された方であったり、中国に留学予定の方だったりしませんでしょうか??

この記事は

中国で暮らすことになったんだけどどんなスマホを買えばいいのかな?

と悩んでいる方々に向けての記事になりますので、中国で生活されている方や中国での生活が予定されている方で、スマホ購入で悩んでいる方はぜひ最後まで読んでいってください。

 
この記事に書かれている内容は

1.中国でのスマホサービスの多様性とインターネット規制
2.中国でスマホを使う方が購入時に重視すべきスマホのスペック3点
3.私が今回購入した機種と中国の買い替え店舗で私が受けたサービス
 
の3つです。


本記事をお読みいただければ、中国でのスマホ購入で失敗しないためのスマホ選びの基準について知ることができます。

私は2年前に中国でoppoのA83t(メモリ4G・容量32G)というスマホを買いました。
中国で1年、日本で1年同じスマホを使った経験を元に今回スマホをrealmeのV13(メモリ8G・容量256G)という機種に買い換えました。
その際に重視したスペック等をこのブログでは紹介いたします。
※私は現在日本の格安SIMと中華SIMの2本差しでスマホを運用しております。
本記事は1台のスマホを日本でも中国でも使いたいと考えておられる方のための記事となります。

 
記事の最後では、私が今回購入した機種と中国の買い替え店舗で私が受けたサービスについても記載しておりますので、ぜひ最後までお読みください。
 
それでは早速本題に進みたいと思います。

1.中国でのスマホサービスの多様性とインターネット規制

 
現在中国では多種多様なサービスがスマホのアプリ利用を介して提供されています。
電子決済サービスのアリペイ(Alipay)やウィチャット(WeChat Pay)、オンラインモールのタオバオ(淘宝)、ディディ(滴滴)などのタクシー配車サービス、美団(びだん)などのフードデリバリーサービスなどに加え、公共交通機関の支払いや、健康コードの表示といったようなことをアプリを利用して行います。

実際に中国で生活するとすぐにわかることですが、中国でスマホを利用する機会は日本でのそれより圧倒的に多いですし、スマホを利用しないとかなり不便な生活を強いられることとなります。
ですから、必然的にスマホに入れるアプリの数は多くなり、ストレージを圧迫することになります。
 
また日本であたり前のように使われているサービスの多くが中国国内では利用できないため、日本や日本人とのコミュニケーションで使うアプリはインストールしたままで、新たに中国や中国人とのコミュニケーションで使うアプリをインストールする必要がでてきます。

つまり1台のスマホに日本用と中国用のアプリをインストールする必要があるのです。
ですから、ストレージはより圧迫されることになります。

2.中国でスマホを使う方が購入時に重視すべきスマホのスペック3点


「1」の現状を踏まえると、次の3点に注意してスマホを購入する必要があります。

①ストレージ容量は多ければ多いほど良い。


「1」で説明したとおり、中国ではインストールしておくべきアプリが多いですし、容量を多く使うアプリも多いです。
それに加えて、中国と日本のアプリを同時にインストールしておく必要がある場合もあるのでストレージの容量は多ければ多いほどいいです。
 
クラウドサービスを利用する方法もありますが、日本と中国で双方のクラウドサービスがスムーズに利用できるかどうかは不明ですから、スマホ本体にしっかりストレージが確保されている方が良いと思います。
 
2021年7月現在ですと、64Gでは心もとないでしょう。
最低でも128G、できれば256G欲しいところです。

②メモリが多くベンチマークが高いものを選ぶ。


スマホなんて電話できればそれでいいと思っている日本在住の方はそれほど気にしていない点だと思いますが、中国でスマホを使うならパソコンと同じで処理性能が高いスマホを買うことをお勧めします。

「1」でお伝えしたとおり、中国でスマホを利用する機会はとても多いです。
次から次へとアプリを立ち上げ利用する場面が多々ありますから、処理速度が遅いスマホだとイライラしますしスムーズに物事が進みません。
 
例えば、地下鉄に乗る時は手荷物検査の前に健康コードを見せるためにアプリを立ち上げ、手荷物検査が終わったらすぐに改札を通るために地下鉄アプリを立ち上げて乗車コードを表示する必要があります。
荷物を受け取ってから改札までは数メートルですから、その間に乗車コードをスムーズに表示させるためにはそれなりのメモリと処理速度が必要です。
私の旧スマホは健康コードを表示させるだけでも一定の間があったため、検査員のまえで立ち止まる必要がありましたし、改札の前でも一旦人の流れからそれて乗車コードが表示されるのを待つという憂き目にあうこともしばしばでした。
ですから、中国でスマホを買う時は是非メモリが多く、よりベンチマークが高いものを選んで下さい。

スマホでゲームとかするわけじゃないし必要最低限でいいかなとか思っていると、快適な中国生活から遠ざかってしまいます。

③対応周波数帯をチェック。

 
iPhoneスマホはどの周波数にも対応しているので特に気にする必要は無いのですが、アンドロイドスマホは対応している周波数帯が様々あるため注意が必要です。
 
ドコモの場合プラチナバンドと言われているBand19に対応しているかどうかが重要です。(私の日本の格安SIMはドコモの電波を利用しています。)
ドコモのBand19は電波が届きやすく広いエリアをカバーできる電波で、都市部でも地下やビル内など通常の電波が届きにくいところをカバーしている電波のようです。
ですからこのBand19に対応していない端末は地方や都市部の地下やビル内で電波の入りが悪くなることが予想されます。
 
auだとBand18・Band26が同様の理由で重要チェック項目となります。
 
また、月間1Gまで0円で話題の楽天モバイルですが、楽天モバイルの独自回線はBand3のみで、それでカバーできないエリアはauからBand18を借りてサービスを提供しています。
ですから、auのBand18に対応していない端末を購入すると、楽天独自回線のBand3がカバーしているエリアでしか日本でスマホを使えなくなってしまうので特に注意が必要です。
 
私は今回ストレージ容量を重視して、ドコモのBand19、auのBand18・19に対応していないスマホ(realme V13)を購入しました。
楽天モバイルのSIMを契約することはないでしょう。
私の旧スマホもドコモのBand19に対応していませんでしたが、2020年にコロナで1年ほど日本の大阪にいたときは何も気付かず使っていたので、私の使用環境では問題ないと判断して今回もBand19に対応していない端末を購入しました。

3.私が今回購入した機種と中国の買い替え店舗で私が受けたサービス

 
私は今回realmeのV13という機種を中国の実店舗で購入しました。
 
主なペックは
ストレージ(容量)256G  メモリ8G  Band19 非対応
です。
 
旧スマホ(2019年9月購入)はoppoのA83tという機種で
ストレージ(容量) 32G  メモリ4G  Band19 非対応
でした。
 
価格は旧スマホが約2万円、新スマホが約3万円でした。

ストレージ(容量)が8倍になって、メモリも2倍に増えました。
AnTuTuとかいうベンチマークは約65,000から約300,000になりました。
 
一度実店舗にスマホのラインナップを確認に行ったときに、店員さんとWeChatでつながることができました。その後はその店員さんに自宅からWeChatで色々問い合わせながらの購入機種を決めました。

購入時に店頭価格から100元(約1700円)割り引いてもらえました。

あと、モノラルのビジネスブルートゥースヘッドセットか10000mAのポーダブル充電器のどちらかをもらえました。(私はモノラルのビジネブルートゥーススヘッドセットを選択。)
 

ブルートゥースヘッドセット


購入時には店員さんが店頭で旧スマホから新スマホへのデータ移行をせっせとやってくれました。
個人的にはこれが一番助かりました。
旧スマホに入っていた中華アプリの大半を新スマホにインストールしてくれて、データ移行もあらかたしてもらえました。
WeChatやQQに関しては過去のチャット履歴の移行も無事完了することができました。
丸1日かけてしようと思っていた作業なので大変助かりました。
 
店員さんとのやりとりは全て翻訳アプリを介してでしたが、面倒くさがらずに親切に対応してもらえました。
とても気持ちよく買い物できたと思います。
今後も何か困ったことがあったら、WeChatでつながっているこの店員さんに相談できるので安心です。


最後まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございます。

この記事が

中国で暮らすことになったんだけどどんなスマホを買えばいいのかな?

と悩んでいる方々の参考になれば幸いです。

それではまたの機会に

きいろいぴよ🐣



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はじめまして きいろいぴよです。 2019年9月より中国の常州という地方都市の大学で日本語教師をしています。 今まで働いてきた国は タイ(青年海外協力隊・日本語教育・ムクダハーン県)・マレーシア(日本語学校・クアラルンプール)・キリバス(青年海外協力隊・職業訓練校・タラワ)・フィリピン(日本企業・技能実習生への日本語教育のマネジメント・カランバ)・中国(現地採用・大学勤務・常州)です。こちらのブログでは主に 中国の地方都市での暮らしと大学での日本語教育について情報発信していこうと思っております。これから中国の地方都市で働く予定の方や今現在中国で働いている方へ有意義な情報を発信していけたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 2021.6.13 きいろいぴよ

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