日本でできます!!中国で作った銀聯カードを日本で使えるようにする方法。

2021年8月15日日曜日

03中国での生活

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銀聯カード


2021年08月現在、中国の大学で日本語教師をしているきいろいぴよ🐣です。
 
この記事は

中国で銀聯カードを作ったんだけど、日本で使おうとしたら使えないんだけど何で?どうして?
 
と悩んでおられる方々に向けて
 
中国で発行された銀聯カードを海外(日本など)で使用できるようにする方法。
 
についてお伝えする記事となっております。
 

この記事で書かれている内容は・・
 

1.銀聯カードとは
2.中国で発行された銀聯カードを海外(日本など)で使用できるようにする方法
3.海外(日本など)での利用限度額について
 
の3つです。
 

日本で中国で作った銀聯カードを使おうとしたら使えなくて困っていませんか??

本記事をお読みいただければ、あなたの銀聯カードが海外(日本など)で使えない理由と使えるようにする方法を知ることができます。

私は2020年に日本に一時帰国した際、中国で作った銀聯カードを使おうとしましたが使えませんでした。

それでネットで色々と調べているうちに、「2」でお話しする解決方法にたどり着き、日本にいながらにして日本で銀聯カードを使えるようにすることに成功しました。

記事の最後では、海外(日本など)での利用限度額についても説明しておりますので、ぜひご覧ください。
 
 
それでは、前置きが長くなりましたが、本題に進みたいと思います。
 

日本でできます!!中国で作った銀聯カードを日本で使えるようにする方法。


1.銀聯カードとは


銀聯カードは中国の銀行でカードを作ると大抵付帯している銀聯のキャッシュカードです。

銀行口座と紐づけされていて、クレジットカードの場合とデビットカードの場合があります。

中国国内で発行される銀聯カードのほとんどはデビットカードのようです。
 

2.中国で発行された銀聯カードを海外(日本など)で使用できるようにする方法。


私は中国建設銀行という中国の銀行で口座を開設しました。
その際に銀行カードに付帯していたのが銀聯カードでした。

銀聯カード自体は標準で全世界での利用に対応しているようだったのですが、紐づけられている中国建設銀行の口座が海外(日本など)使用に対応していないようだったので、銀行口座を海外使用に対応させる手続きを取ることにより、銀聯カードを日本でも使えるようにしました。
 
中国建設銀行は日本にも支店がいくつかありますが、日本の支店では中国の中国建設銀行で開設された口座についてあれこれ設定変更を行うことはできなとのことでした。(2020年02月現在)

ですから私は中国の中国建設銀行に国際電話をかけて、銀行カードが海外でも使えるようにしました。

私は国際電話で英語でやりとりしましたが、今なら中国建設銀行の職員さんとWeChatでやりとりして手続きすることもできそうです。

銀行のアプリからヘルプセンターにつないでもいいですし、
中国建設銀行のHPの微信客服からWeChat登録をして銀行員さんとチャットでやり取りしてもいいと思います。

チャットなら翻訳アプリを使うことができますから、英語や中国語ができなくても、手続きをすることができそうです。
 
伝えたことは

・銀聯カードを日本で使おうとしたら使えませんでした。
・銀聯カードを海外(日本)ででも使えるようにしたい。

 
聞かれたことは

・口座番号・パスポート番号・電話番号・生年月日等
・登録されている電話番号に認証コードを送るから入力してください。
 
などでした。

それほど難しいことは言いませんでしたし聞かれませんでしたから、翻訳アプリの精度でも十分に対応できると思います。
 
中国建設銀行の場合、海外利用可能への設定変更の有効期限は1年間とのことでした。

ですから1年経ったらまた手続きをしないと海外(日本など)で使うことは出来なくなっているので注意が必要です。

※2021.08.25追記
中国の口座開設店舗で期限が切れていた海外利用可能の手続きをやり直したところ、期限が「永久有効」となりパスポートの有効期限内なら更新手続き不要になりました。
 

3.海外(日本など)での利用限度額について


銀聯カードを使って日本で日本円を引き出す場合、その引き出し額には限度があります。

1日当たりの限度額・・1万元(17万円くらい。1元=約17円)
1年当たりの限度額・・10万元(170万円くらい。1元=約17円)
※2015年から始まった規制のようです。
※年間の解釈については「暦年ごと」が有力だが、いつ変更があっても不思議ではないのが中国。
こちらのページでは「暦年ごと」となっていました。
 
こんな金額では全然足りない!!という方は

・複数の銀行で口座を開く。(上記規制は中国の口座ごとにかかっているので2枚持てば2倍引き出せるようです。)

といった対応で現在のところ海外(日本など)での現金引き出しの総上限をアップさせることが可能なようです。

※2021.08.25追記
2018.01.01よりカード単位(銀行単位)ではなく個人単位の現金引出制限となったようです。これにより複数の銀行で口座を開いても同一名義だと合算されて年間10万元となります。

 
 
最後まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございます。

この記事が

中国で銀聯カードを作ったんだけど、日本で使おうとしたら使えないんだけど何で?どうして?

とお考えの皆様の参考になれば幸いです。
 
それではまたの機会に
 
きいろいぴよ🐣



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はじめまして きいろいぴよです。 2019年9月より中国の常州という地方都市の大学で日本語教師をしています。 今まで働いてきた国は タイ(青年海外協力隊・日本語教育・ムクダハーン県)・マレーシア(日本語学校・クアラルンプール)・キリバス(青年海外協力隊・職業訓練校・タラワ)・フィリピン(日本企業・技能実習生への日本語教育のマネジメント・カランバ)・中国(現地採用・大学勤務・常州)です。こちらのブログでは主に 中国の地方都市での暮らしと大学での日本語教育について情報発信していこうと思っております。これから中国の地方都市で働く予定の方や今現在中国で働いている方へ有意義な情報を発信していけたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 2021.6.13 きいろいぴよ

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